障害者向けの就職・転職

LITALICO(リタリコ)ワークスへ半年間通って感じた、就労移行支援事業所のメリットとデメリット【体験談】

LITALICO(リタリコ)ワークスへ半年間通って感じた、就労移行支援事業所のメリットとデメリット

こんにちは、ねこかん(@yowakuikiru)です。

私は約4年前(28歳の頃)に、LITALICOワークスという就労移行支援事業所に半年間通い、就職した経験があります。

事業所に通って就労のサポートしてもらうことで、希望する会社に就職できたし、その後も継続して働き続けることができました。

なので「就労移行支援事業所を利用して良かったな」と思っていますし、「仕事を始めることに不安や恐怖がある」という障害を持つ方にとって、心強いサービスであることには間違いありません。

ただ、就労移行支援事業所に通うことは決してメリットばかりではなく、「うーん、ちょっとなぁ…」と感じる、デメリットもいくつかありました。

そこで今回は、LITALICOワークスに通ってみて感じた、就労移行支援事業所のメリット・デメリットについて、正直な感想をお話ししていきます。

  • LITALICOワークスや、就労移行支援事業所に興味がある
  • 実際に通っていた人の感想を聞きたい

という方は、是非参考にしてみてくださいね。

なお「就労移行支援事業所ってどんな所なの?」ということについては、以下の記事を読んでいただくことをおすすめします。

【就労移行支援事業所ってどうなの?】LITALICO(リタリコ)ワークスに半年間通った体験をもとにお話しします
就労移行支援事業所ってどんな所?LITALICO(リタリコ)ワークスに半年間通った体験をもとにお話しします私は社会不安障害と発達障害を持っていて、仕事をすることに対して不安がありました。しかし27歳のときに労移行支援LITALICO(リタリコ)ワークスを利用したことで無事に就職し、継続して働くことができました。そこで今回は就労移行支援事業所について、LITALICOワークスでの実体験を交えながらお話ししていきます。...
LITALICOワークス

就労移行支援事業所のメリット

就労移行支援事業所のメリット

私が感じた、就労移行支援事業所のメリットは以下の通りです。

就労移行支援事業所のメリット
  • 規則正しい生活が身に付く
  • 履歴書・職務経歴書の添削や、面接練習をしてもらえる
  • 就職する前に「試用期間」として数日〜1週間程度働くことができる
  • 就職してからも定着支援を受けられる
  • 友達ができる

それぞれ詳しくお話ししていきますね。

規則正しい生活が身に付く

就労移行支援事業所には、決まった曜日・時間に通うことになります。私の場合はだいたい週4日程度、9:00〜14:00の時間帯で通っていました。

「事業所に休まず通うこと」が訓練の一環なので、仕事と同じで「何となく行きたくないから休んじゃおう」ということはできません。体調不良などで休むときは、必ず事業所に電話をして理由を伝える必要があります。

働いていない期間って、どうしても生活が乱れがちになりますよね。例えば発達障害を持っていると、私もそうなんですけど「規則正しい生活」が苦手な方が多いようです。

その点、就労移行支援事業所に通うことで「朝起きて夜寝る」という規則正しいリズムが身に付いていきます。なので仕事が決まって働き出すようになっても「朝起きるのが辛い…」ということもなく、仕事に生活をシフトさせることができました。

履歴書・職務経歴書の添削や、面接対策をしてもらえる

就職活動に入る前に、履歴書・職務経歴書の添削や、面接対策もしてもらうことができます。

書類選考に合格しないと面接に進めない企業がほとんどなので、しっかりとした書類を作る必要があります。特に障害者枠で就職を希望する場合は、自身の障害を説明する書類も作らなければなりません。

自分が作った書類って、「本当にこれで大丈夫かな…」と不安になりますよね。就労移行支援事業所では、書類作成のサポートもしっかりと行ってくれますし「ここはこうした方が良いよ」とアドバイスもいただけます。

また面接対策にもかなり力を入れているので、面接の練習をたくさんすることができたので、本番に備えることができました。

就職する前に「試用期間」として数日〜1週間程度働くことができる

採用が決まった会社で、試用期間として数日〜1週間程度お試しで働くことができました。

試用期間があるおかげで、「せっかく入社したけど、思っていた会社と違っていたので辞めてしまった」というリスクを最大限に抑えることができます。

私も実際に、2社の試用期間を経験しました。

1社は美容系の会社で女の人ばかりだったのですが、女性特有の雰囲気が合わずに辞退しました。お局的な人もいるし、その場にいない男性の悪口を言う人もいたり…。この時に「試用期間があって良かった」と心底思いました。

そして2社目に試用期間を体験した会社に入社することになりました。優しい人ばかりで、「ここなら働きたい」とすぐに思いました。ベンチャー企業だったので、仕事はとても忙しいし、いつも皆バタバタしているような会社だったのですが、かえってそれが余計なことを考えずに済みました。

ただ、試用期間には以下の注意点もあります。

  • 全ての企業で試用期間を設けてくれるわけではない
  • 試用期間は給与が発生しない
  • 試用期間の結果、企業から入社をお断りをされることもある

事業所や企業によって対応が異なる場合があるので、あらかじめ条件などは確認しておきましょう。

就職してからも定着支援を受けられる

就職すると事業所を卒業(退所)することになりますが、その後も約6ヶ月定着支援を受けることができます。

試用期間では問題なくても、実際に働き続けていくと色々悩みは出てくるものです。そんな時に定着支援があると、支援員の方に相談に乗ってもらったり、場合によっては困りごとを代わりに会社に伝えてくれます。

私の場合は6ヶ月を過ぎた後も、定期的に面談の場を設けていただけたので、近況報告や悩み事を相談していました。支援員の方が同い年だったということもあり、かしこまった面談というよりは愚痴を聞いてもらう感じで気軽に話していました。

幸い会社にも相談する人はいたのですが、会社では言いにくいこともあったので、そういうことは支援員の方に話していました。

就労移行支援事業所のデメリット

就労移行支援事業所のデメリット

就労移行支援事業所に通って「うーん、これはちょっと…」とデメリットに感じたことは、以下の通りです。

就労移行支援事業所のデメリット
  • 通いたい事業所に空きがない場合もある
  • 様々な特性を持つ人が集まるので、びっくりすることもある
  • 利用している間はバイトなどをすることができない
  • 絶対に就職ができるわけではない

デメリットについても、詳しくお話ししていきます。

通いたい事業所に空きがない場合もある

通いたい事業所の定員がいっぱいで、空きがない場合もあります。その場合は空きが出るのを待つか、空きがある別の事業所を探す必要があります。

幸い私は近くの事業所に通うことができましたが、私のしばらく後に見学に来ていた人たちは、空きがないため別の事業所を勧められていました。

今は就労移行支援事業所に通いたい人が多く、需要も高まっているようです。私の住んでいる地域も、どんどん新しい事業所が増えています。

興味のある方は、早めに問い合わせをしてみましょう。

\「会って相談」→「予約受付フォーム」で相談申し込みができます/

【無料】就職相談ならLITALICOワークス

様々な特性を持つ人が集まるので、びっくりすることもある

就労移行支援事業所は、「障害や難病を持つ人」が利用します。つまり、本当に様々な特性を持つ人が集まることになります。

私は正直、通い始めた頃はびっくりすることだらけでした。何だか怖いし、辞めたい気持ちになりました。ブツブツ独り言をいう人もいるし、中には突然大声を出して切れる人もいました。当初は通い始めたことを後悔したくらいです。

ただ、この辺は支援員の方がかなり厳しく目を光らせていて、何かあったらすぐに注意してくれます。そして男性の支援員は必ずいました。

そのため実際に怖い思いをすることはなかったし、通う内にこういった環境に慣れました。(最終的には友達も作ることができました。)

なので、就労移行支援事業所に通いたいという方は事業所見学は必須です。どんな利用者がいるかということは、あらかじめ知っておいた方が良いです。事業所によってかなり雰囲気も違うので、自分に合った事業所を探してみましょう。

※もしこれを読んで気分を悪くする当事者の方がいたら、申し訳ありません。しかし一利用者として、正直に思ったことをお話ししました。

利用している間はバイトなどで収入を得ることができない

就労移行支援事業所を利用している間は、バイトなどで収入を得ることはできません。バイト=就労したと見なされてしまうためです。

これってかなりのデメリットですよね。最大2年間もの間、無収入となってしまうわけですから…。なので「今すぐ仕事をしたい」「お金に余裕がない」という場合は、就労移行支援事業所はおすすめできません。

※なお、「すぐに仕事を見つけたい!」という方は、障害者向けの転職エージェントに登録することをおすすめします。

専任のキャリアアドバイザーが付き、求人紹介・書類添削・面接対策などを行ってくれます。以下の記事に詳しくまとめているので、興味のある方は読んでみてください。

障害者求人を探すなら、「障害者向けの転職エージェント」を活用するのがおすすめ
障害者求人を探すなら、「障害者向けの転職エージェント」を活用するのがおすすめ障害を持つ人の仕事探しの方法としておすすめなのが、「障害者向けの転職エージェント」を活用することです。「求人サイトとはどう違うの?」という疑問を持つ方もいると思います。そこで今回は「転職エージェントってどんなサービス?」「障害を持つ人向けの、おすすめの転職エージェント」これらについて説明してきます。...

私の場合は当時実家暮らしだったことと、わずかですが貯金もあったので、事業所を利用する余裕はありました。

せめて短期バイトくらいはしても良ければ…とは思いますが、制度上なかなか難しいのかもしれませんね。

絶対に就職ができるわけではない

就労移行支援事業所に通ったからと言って、絶対に就職できるわけではありません。

就労移行支援事業所は、あくまでも「支援」なので、仕事を紹介してもらったり、特別にどこかへ入社させてもらうといったことは一切できません。

2年間で就職が決まらなければ退所しなければなりませんし、(但し例外もあるそうです)「退所になったから、もう1回事業所を利用しよう」とそう簡単にはできません。

とはいっても退所とならないように最大限サポートしてもらえるので、要は「自分がどれだけ頑張れるか」だと思います。

「支援してもらえるから、ただ言われたことをやってればいいや」というのでは、いつまでたっても就職することができません。事業所への過度な期待は禁物、ということです。

まとめ 〜就労移行支援事業所にはデメリットがあることも知っておきましょう〜

就労移行支援事業所にはデメリットがあることも知っておきましょう
今回は就労移行支援事業所のメリット・デメリットを、私が通っていたLITALICOワークスを例にお話しさせていただきました。

就労移行支援事業所は、障害を持つ人にとっての心強い就労サポートとなりますが、デメリットもあります。デメリットを知ることで「大丈夫かな…」と不安に感じる方もいるかもしれません。

とはいっても、実際に事業所を見てみないとわからないこともたくさんあります。

今回紹介したLITALICOワークスは、WEBから見学・相談の申し込みをすることが可能なので、まずは一度見学をしてみることをおすすめします。

LITALICOワークスのトップページにアクセスし、「会って相談」→「相談の予約受付フォーム」からお近くの事業所を選び、必要事項を送信すれば予約が完了します。

LITALICOワークス 相談申し込み方法(1)

LITALICOワークス 相談申し込み方法(1)

「事業所の雰囲気を見てみたい」「就職の相談をしたい」という方は、是非WEB予約をして、事業所に足を運んでみてくださいね。

【無料】就職相談ならLITALICOワークス