発達障害

【おすすめ本】「発達障害の僕が『食える人』に変わった すごい仕事術」

【おすすめ本】「発達障害の僕が『食える人』に変わった すごい仕事術」

こんにちは、ねこかん(@yowakuikiru)です。

私は今年の4月に発達障害(ADHD・ASD)の診断を受けました。

発達障害の特性ゆえに、昔から仕事・生活・コミュニケーションなどあらゆる面で悩んでいます。

そんな発達障害の私が仕事・生活をしていく上で参考にしているのが、こちらの「発達障害の僕が『食える人』に変わった すごい仕事術」という本です。

大人の発達障害(ADHD・ASD)の方向けの、仕事術やライフハックなどがふんだんに盛り込まれており、「働く上での困りごと」を解決するためのヒントを見つけることができます。

今回は「発達障害の僕が『食える人』に変わった すごい仕事術」の内容から、

  • 発達障害の私が実践している、「考え方」・「仕事術・ライフハック」

について、紹介していきます。

「発達障害の僕が『食える人』に変わった すごい仕事術」を手に取った理由

最初に「発達障害の僕が『食える人』に変わった すごい仕事術」を手に取った理由について、お話ししますね。

冒頭でもお伝えしましたが、私が発達障害の診断を受けたのは比較的最近(2019年4月)のことです。

しかし、もちろん発達障害の特性は物心ついたころからあります。特に社会人になってからは、仕事面で行き詰ることが多くなりました。

以下のようなことは、子供・学生のうちは「おっちょこちょい」「天然」「人見知り」で済みますが、社会人になるとそうはいきません。

  • うっかりミスが多い
  • マルチタスクが出来ない
  • 興味のない業務は全く集中できない
  • 分からないことがあっても人に聞きに行けない

このようなことが続くうちに「もしかしたら私って発達障害なのかも…」と薄々感じるようになり、ネットで「大人の発達障害」について検索する日々が続きました。

そんなときに、自身も発達障害(ADHD・ASD)である借金玉さんのブログ「発達障害就労日誌」に行き着いたのです。

ブログには自身の体験・経験から生み出した「仕事術・ライフハック」が綴られており、私にとって目からウロコの情報ばかりでした。

さらに軽快な語り口調と、ユーモアのある独特な文章に引き込まれ、「文章も面白いし、参考になる!」と夢中でブログを読みました。

さらに、今回紹介する本である「発達障害の僕が『食える人』に変わった すごい仕事術」を出版されていることを知り、「これは買わなければ!!」とすぐにAmazonでポチりました。

ちなみにAmazonのページを見ていただくと分かるのですが、レビューが220件を超えているにも関わらず、★4.5という高評価です。

「発達障害の僕が『食える人』に変わった すごい仕事術」はAmazonでも高評価
▲レビューの多さと評価の高さも、納得の内容です。

ねこかん
ねこかん
多くの発達障害の方にとって、参考になった本ということですね。

基本は「自分を変えるな、『道具』に頼れ」という考え方

「自分を変えること」って、難しいですよね。発達障害であれば尚のこと。

発達障害は「脳の特性」からくるものなので、それを努力でどうしろというのは極めて困難です。

例えば仕事でミスをしてしまったときに、「ミスをしない自分になるぞ!」「二度と同じミスはしないぞ!」という決意をしたところで、意味がありません。ミスは意志の力では防ぐことができないからです。

ではどうすれば良いのか?それは「方法を変えること」です。

自分の能力を変えることはそう簡単ではないけれど、「方法」を工夫することは出来ますよね。

ミスをしてしまったら、「なんて自分はダメなんだろう…」といつまでもくよくよするのではなく、「同じミスをしないためにはどうすれば良いか?」ということを考えるようにします。

借金玉さんは、この考え方を基本としています。この考え方は生産性があるだけでなく、心がとても楽になる考え方です。

というのも、発達障害を持っていると何かしら「やらかす」ことが多いです。自分では頑張っているつもりでも、どうしてもやらかしてしまう。

そしてその度に自分を責め、「努力しよう!」と決意しても、また失敗してさらに自分を責めて…。

これではどんどん苦しくなるだけです。発達障害で悩む方は、自責の念も強いのではないでしょうか。

しかし、「失敗するのは当たり前!じゃあどうしたら失敗しないか考えてみよう」という考えにシフトすることで、心が少しだけ楽になります。

もちろん反省することは大切ですが、それをどう活かすかが重要ということですね。

ねこかん
ねこかん
この考え方は、発達障害の人に限らず有効ですよね

発達障害の人向けの、仕事における3つの原則

では「自分を変えずに方法を変える」にはどうしたら良いのでしょうか。

借金玉さんは、仕事における原則として以下の3つを挙げています。

仕事における3つの原則(発達障害の人向け)
集約化(ぶっこみ)かばんは1つしか使わないようにする
一覧性全てを一目で見渡せるようにする
一手アクセスすぐに手が届くようにする

そして、この中で一番重要なのは「集約化(ぶっこみ)」であると述べています。

まずは集約化して、そこから「一覧性・一手アクセス」も備えていくよう、さらに工夫を重ねていくイメージですね。

発達障害(ADHD)の人は、複数の物を管理したり、目に見えていない情報を把握しておくことを苦手とするケースが多いです。

例えば私の場合は…

  • 複数のかばんを日によって使い分けることができない(必要なものを入れ忘れる)
  • ファイルにしまい込んだ書類のことを、忘れてしまう
  • 家の鍵が、カバンの中で迷子になる

このような困りごとは「3つの原則」に沿って、

ひとつのかばんに集約する

書類はすべて見えるようにしておく

家の鍵は、リールキーホルダーでカバンに取り付けて置く

といった工夫をすれば、解決できるということですね。

発達障害の人向けの、おすすめハック2つ

ここで、借金玉さんが挙げている仕事術・ライフハックの中で、「これは使える!すぐに出来る!」というものを、厳選して2つ紹介していきます。

おすすめハック2選!
  • バインダーを活用する
  • 「本質ボックス」を作る

それぞれのハックを詳しく説明していきますね。

ねこかん
ねこかん
私も実践していますが、どちらもかなり有効です

バインダーを活用する

書類整理には、以下のようなバインダーを使うことをおすすめしています。

「発達障害の僕が『食える人』に変わった すごい仕事術」で学んだ、バインダー活用術
▲100均でも「クリップボード」として売られています

「クリアファイルではいけないの?」と思うかもしれませんが、クリアファイルには以下のようなデメリットがあります。

クリアファイルのデメリット
  • 書類がかばんの中でヘタってしまう
  • クリアファイルから書類を取り出す手間がかかる

事実、私もクリアファイルでの書類整理が苦手です。

クリアファイルを書類ごとに分類しても、結局は分類関係なく突っ込んでしまうので、「どのクリアファイルに入れたっけ?」となり、意味をなさずに終わります。

一方バインダーには、以下のメリットがあります。

バインダーのメリット
  • バインダー自体に存在感があるので、書類を紛失しにくくなる
  • 挟んだまま書類に記入できるので、「一手アクセス」が叶う

営業マンである借金玉さんは、進行している仕事の流れごとに、書類をそれぞれ一つずつのバインダーにセットし、計4~5つのバインダーを持ち歩いているそうです。

私が最も苦手とすることは「書類の整理・分類」なのですが、バインダーを活用することでかなり改善しました。

日常生活でもバインダーを活用して紙類を整理しています。

「本質ボックス」を作る

借金玉さんは、片付けが苦手な方は「本質ボックス」を作ることをおすすめしています。

本質ボックスとは「行き場のない物品」を収納するための箱です。どのような箱でもOKです。

「発達障害の僕が『食える人』に変わった すごい仕事術」で学んだ、本質ボックス
▲私は【ダイソー・セリア】100均のおすすめ収納ボックス【おしゃれ】でも紹介している、ダイソーで購入した段ボールを使用しています。

発達障害の人は片付けが苦手な人が多く、部屋が物で溢れてしまいがちです。そして物が多い割には必要なものがなかなか見つからなかったり…。

そんな「必要になるかもしれないけど、どこに置いておけば良いか分からない」という物は、この本質ボックスにとりあえず突っ込んでしまいます。

これは「集約化(ぶっこみ)」の原則に則ったライフハックですね。本質ボックスが溢れそうになったタイミングで、中身を整理しましょう。

ただし、本質ボックスは、多くても3つくらいにしておきましょう。多すぎると管理できません。

まとめ ~自分に合う「方法」「道具」を見つけていこう~

今回は「発達障害の僕が『食える人』に変わった すごい仕事術」の内容に触れながら、「仕事術・ライフハック」を2つ紹介させていただきました。

なお今回紹介した内容は、ほんの一部です。

他にも「休息の取り方」「人間関係」「薬との付き合い方」など、発達障害の方にとって非常に有益な情報が盛りだくさんです。

興味のある方は是非本を手に取ってみてくださいね。

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