発達障害

発達障害は治る?診断結果に納得できない理由【ADHD・ASD】

発達障害は治る?診断結果に納得できない理由【ADHD・ASD】

こんにちは、ねこかん(@yowakuikiru)です。

先月、発達障害の診断を受けました。

そしてその診断結果について、先日詳細を聞いてきたのですが、「なんだか納得いかないな…」と、疑問を感じています。

診断結果というよりは、主治医に対しての不信感が募っています。そこで今回は、私が受けた発達障害の診断についてお話ししていきます。

ねこかん
ねこかん
診断についてのモヤモヤを吐き出す記事になりますが、お付き合い頂けましたら幸いです。

私が受けた、発達障害の診断

発達障害は、おもに以下3つの障害を総称して言います。

ASD(自閉症スペクトラム)アスペルガーや、自閉症のこと。社会性、コミュ力、想像力の障害
ADHD(注意欠如・多動症)注意欠如・多動症多動性、不注意、衝動性の障害
LD(学習障害)知的障害ではないが、学習の一部だけ極端に苦手

私はASD(自閉症スペクトラム)が強めで、ADHD(注意欠如・多動性障害)も混在しているということでした。

発達障害の診断の根拠となったもの

発達障害の診断の根拠となったもの

発達障害の診断の根拠となったのは、以下の3つです。

WAIS-Ⅲ
(ウェイススリー)
IQが分かる知能検査。発達障害の検査にも用いられる。
MSPA
(エムスパ)
こだわり・睡眠リズム・反復行動といった要素を5段階でレーダーチャートに示したもの
これまでの診察や問診

中でも今回決め手となったのは、WAIS-Ⅲの結果でした。

WAIS-Ⅲを提出する前は、発達障害とは断定されませんでしたが、WAIS-Ⅲの結果により正式に「発達障害です」という診断を受けました。

WAIS-Ⅲの結果が発達障害の決め手?

そもそもWAIS-Ⅲの結果から発達障害の診断が出たことに、疑問を感じています。

一般的に、「郡指数」や「下位検査」の各項目差が15以上ある場合は、「発達障害の可能性がある」と判断されるのが一般的のようです。

※「郡指数」や「下位検査」について知りたい方は、下記記事をお読みください。

しかし、私の結果は一番差がある項目でも11の差に留まりました。

確かに差があると言えばあるのですが、11の差で発達障害と断定されたことに疑問を感じました。

今回の診断を受ける前に、ネットでWAIS-Ⅲについて調べてみましたが、11程度の差で発達障害と診断された方を見つけることができなかったので…。

「11しか差がないのですが、発達障害に間違いはありませんか?」と主治医に確認しましたが、「間違いないです」とのことでした。

主治医曰く、

  • 15以上などの明確な基準はなく、項目差の凹凸で判断する
  • WAIS-Ⅲだけではなく、MSPAや過去の診察・問診も含めた総合的な判断

とのことでした。

確かに発達障害は、WAIS-Ⅲだけでは診断ができないことは知っています。

しかしWAIS-Ⅲ提出前は、発達障害の可能性にはほとんど言及されなかったので、「差が11に留まるWAIS-Ⅲ」が発達障害の決め手となったのは、何だか納得がいきませんでした。

発達障害の診断に、納得がいかない理由

発達障害の診断に、納得がいかない理由

「自分は発達障害ではないか?」と前々から思っているし、ほぼ確定で間違いないと思います。もしくは発達障害グレーかなと。

なので発達障害でも構わないし、診断を受け入れる覚悟はできています。

しかし、診断に納得が出来ない理由は、WAIS-Ⅲだけではありません。

「発達障害は訓練で治る」と言い切られ、不信感が募る

主治医は「発達障害は訓練次第で治る」という考えを持っているようで、そこに大きな疑問を感じました。

一般的に、発達障害は脳機能の不全からくるもので、「治る」「治らない」の次元で語るようなものではないと私は認識していました。

ネットや本でもたくさん調べましたが、発達障害が「脳」の問題であることは間違いないと思います。

そのことを主治医に伝えましたが、「脳の問題とは私は思わないです。成育環境や、訓練が足りていないからです。」と、一蹴されてしまいました。

成育環境にも言及され、さも私の家庭に問題があったかのように言われました。「家で会話がなかったんじゃない?」とか。ありましたけど…。

さらに、「訓練すれば治ります」と何度も言うので、「どんな訓練をすればいいんですか?」と聞くと、

  • コミュニケーションが苦手なら、現代文の問題をたくさん解けば人の気持ちが分かります
  • 全体を見るのが苦手なら、パズルを解けば良くなります

という、かなりぶっとんだアドバイスを頂きました(苦笑)

このあたりから主治医に対する不信感がどんどん募っていきます。

ねこかん
ねこかん
ほんとにこの病院、大丈夫か!?

現代文の問題が解けるようになれば、人の気持ちが分かる?

私は3人以上の会話や、大勢の場を苦手としています。ほとんど喋れなくなるし、その場が終わった後はぐったりと疲労してしまいます。

そのことを主治医に伝えると、

「現代文の問題をたくさん解けば、人の気持ちは分かるようになりますよ」

とのことです(苦笑)

そして主治医の現代文の成績について、長々と話を聞かされました。「勉強して現代文の偏差値が70になったころは、人の気持ちも分かるようになりました」だそうで…。

いや、全然分かってないですよね??

そもそも現代文の問題って、人の気持ちなんて関係ないですよね。現代文の偏差値が高ければ人の気持ちが分かるなんて、全く思わないです。

ねこかん
ねこかん
目の前の患者である私の気持ちをまず分かってないですから!

全体を見ることが苦手なら、パズルを解くことで出来るようになる?

発達障害で全体を見ることが苦手なら、パズルを解くことで出来るようになる?

私は全体把握をすることが苦手で、車の運転だったりマルチタスクが苦手です。WAIS-Ⅲ結果からも、その傾向が出ていました。

いわゆるADHDの特性だと思うのですが、そのことを伝えると、

「パズルを解けば、全体が見えるようになりますよ」とのこと。

えー…??と思いましたが、とりあえず「ジグソーパズルとかですか?」と聞いてみたところ、

「ジグソーパズルではなくて、こういう…(手を動かしながら)パズルですね。そういうのをやれば、良くなりますよ」

というようなことを、延々と聞かされました。しかも、肝心の「どんなパズルか」ということは一切説明がありません(苦笑)

ねこかん
ねこかん
ADHDが治るパズルなんてあるはずないです。商品名聞いとけば良かった。

発達障害は、本当に訓練次第で治るのか?

現代文やパズルは置いておいて、確かに訓練次第である程度は改善される可能性はあると思います。

実際に、私も子供の頃は初対面の人とは一切口を聞けないくらいでした。今思えばかなり自閉症に近かったです。

大学ではぼっちになり、中退までしています。

しかし社会で揉まれるうちに、そんな自分を「取り繕うことができる」くらいのスキルは身に付きました。愛想笑いだったり、雑談とかはすることができます。

でもそれ以上はどうしても無理で、複数になると黙ってしまうし、取り繕った後はぐったりしてしまいます。

なので、ある程度までは伸びるかもしれないけど限界ってあると思うんです。

しかし主治医は

「人は訓練次第で、どんな仕事もできるようになります」とまで言い切りました。

さすがにそれは無理でしょう!現代文やパズルでどんな仕事だって出来るのでしょうか?そんなはずはないです。

発達障害で苦しむ人は、努力してもできないから苦しんでいる

発達障害で苦しむ人は、努力してもできないから苦しんでいる

発達障害で苦しんでいる人って、私もそうですが「努力してもできないから苦しんでいる」のだと思うんです。

主治医はそれを理解していないのではないか?と感じました。

それなのに訓練を連呼されても、当事者を追い詰めるだけでなのではないでしょうか。その訓練だって、現代文やパズルという始末。

本当にこの病院は「大人の発達障害」を専門としているのか?診断を通して、疑問しか湧きませんでした。

ねこかん
ねこかん
「現代文では人の気持ちは分からない」ということを、皮肉にも主治医が証明している気がします(苦笑)

まとめ ~大人の発達障害って難しいのかも。セカンドオピニオンを検討中~

大人の発達障害って難しいのかも。セカンドオピニオンを検討中

以上私が受けた発達障害の診断について、お話ししました。かなり愚痴多めですが、率直に私が感じたことです。

冷静に思い返せば思い返すほど、もやもやし、憤りを感じます。

「大人の発達障害」を診てくれる心療内科は多くないので期待していたのですが、残念です。

今まで何件か心療内科へ通いましたが、心療内科って癖のある先生が多いような気がします。(私だけ?)もしくは薬を出して終わり、で診察がほとんどなかったり。

なかなか「ここだ!」という心療内科が見つかりません。

精神障害のような心の問題って、何が正しいのか判断するのが難しいですよね。

ネットの情報を鵜呑みにしてはいけないと主治医に言われましたが、先生の言っていることを鵜呑みにするのもかなり危険だと思いました。

事前に発達障害について調べていなかったら、今回の診断に疑問を持たなかったと思うので。。

診断結果にも疑問が残るし、この病院で発達障害のサポートをしていただけるとは思えないので、セカンドオピニオンを検討してみます。

ねこかん
ねこかん
ここまでお読みいただき、ありがとうございました!
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