発達障害

ADHDの私が「掃除・片付け苦手」を克服できた理由

ADHDの私が「掃除・片付け苦手」を克服できた理由

こんにちは、ねこかん(@yowakuikiru)です。

私はこのブログで時々「収納・片付け」に関する記事を書いていますが、実は掃除や片付けが大の苦手です。おそらく私の持つADHDの特性が大きく影響していると思います。

しかし掃除・片付けが苦手なくせに、「散らかった部屋が許せない」かつ「潔癖症気味」というなんともめんどくさいタイプです(苦笑)

※一見矛盾をはらんでいるように思えますが、こういう人は一定数いるらしいです。

なので「掃除・片付けが苦手だけど、綺麗な部屋を保ちたい」という理由で、「どうにかして掃除・片付け苦手を克服できないだろうか…」と今まで試行錯誤してきました。

その結果、今では「掃除・片付け大好き」と言えるくらいになりました。

そこで今回は、「ADHDの私が掃除・片付け苦手」を克服できた理由についてお話ししていきます。

  • 掃除・片付けが苦手なADHDの人
  • ADHDではないけど、掃除・片付けが苦手な人

上記の方は、是非参考にしてみてくださいね。

ADHDに掃除・片付けが苦手な人が多い理由

ADHDに掃除・片付けが苦手な人が多い理由

一般的に、発達障害の一種であるADHD(注意欠如多動性障害)の人には「掃除・片付けが苦手」という人が多いと言われています。

発達障害のある人の中には、片付けや整理整頓が極端に苦手な人がいます。
原因はまだ十分に分かっていませんが、脳の実行機能の働きの問題だとも言われています。

引用元:「発達障害って何だろう 困りごとのトリセツ」 | NHK

上記の引用によると「原因はまだ十分に分かっていない」とのことです。

しかし、ADHDの特性「不注意・衝動性・多動性」から考えると、ADHDの人に掃除・片付けが苦手な人が多い理由は何となく分かります。

ADHDの特性と掃除・片付け
  • 先延ばし癖により「やるべきこと」を後回しにしてしまう(ADHD全般)
  • 衝動買いしやすく、物が増えやすい(衝動性)
  • 思いつくままに物を引っ張り出し、放置(多動性)
  • 片付け・掃除をしていても、他のことに気を取られてしまう(不注意)

もちろんすべての人に当てはまるわけではありませんが、ADHDの特性と掃除・片付けの相性は最悪と言っていいくらいですね。

私もそうなのですが、特に「先延ばし癖」が大きく影響してるのではないかな?と思います。

ADHDの私が掃除・片付けを苦手とする理由

ADHDの私が掃除・片付けを苦手とする理由

冒頭でもお話ししましたが、私もADHDの診断を受けており、やはり掃除・片付けは昔から苦手でした。

具体的には、以下の大きな3つの理由により片付け・掃除を苦手としています。

私が片付け・掃除を苦手とする理由
  • そもそも片付け・掃除の気力が湧かない
  • 物を捨てることに罪悪感がある
  • 物の定位置を決められない(特に紙類)

それぞれ簡単に説明していきます。

そもそも片付け・掃除の気力が湧かない

やはり1番の理由は「片付け・掃除の気力が湧かない」ということ。要は「めんどくさい!」ってことですね(苦笑)

掃除機がけにしても、雑巾がけにしても、まず物をどかすところで心が折れてしまいます。物の収納をするのも気力がいるので、なかなかやる気になれません。

ねこかん
ねこかん
掃除の準備って、めんどくさいですよね…

物を捨てることに罪悪感がある

今でもそうなのですが、物を捨てることに対して非常に罪悪感があります。勿体ないというのもそうだし、物にも魂が宿っている気がしてしまうというか…。

ねこかん
ねこかん
ちなみに変な宗教とかではないです(笑)

子供の頃は特に、物をためこんでしまう癖がありました。これはおそらく私の母親の影響がかなり大きいと思います。

母親も物を捨てられない(というか捨てない)人なので、良くも悪くも「捨てること=悪いこと」という考えが自然と身に付きました。

物の定位置を決められない

さらに、物の定位置を決めることも苦手です。

新しく買ってきた物をどこに置いておけばいいのかわからず、買ってきては「とりあえず放置」してしまうこともしばしばありました。

そして特に苦手なのは「紙類の仕分け・処理」です。ダイレクトメールなどは住所をハンドシュレッダーにかけているのですが、まずそれがめんどくさいです(しかしやらないと気が済まない)

そしてその書類が「重要か・重要じゃないか」「必要か・不要か」などで分類することが本当に苦手です。

ねこかん
ねこかん
紙の分類に限らず、「優先順位付け」が得意ではありません

ADHDの私が「掃除・片付け苦手」を克服できた理由

ADHDの私が「掃除・片付け苦手」を克服できた理由

このように掃除・片付けが苦手な私でしたが、今では「掃除・片付けが趣味」と言っていいほどに克服することができました。(時々サボりますが…)

紙類の整理に関してはまだ試行錯誤中ですし、気を抜くと一気に部屋が散らかることがありますが、それでも昔よりはかなり良くなりました。

私が「掃除・片付け苦手」を克服できた方法としては、大きく以下の4つがあります。

ADHDの私が「掃除・片付け苦手」を克服できた方法
  • 「そうじ力」や「こんまり片付け術」で、「不要なものは捨てても良い」ということを知る
  • 物の定位置を徹底的に決める
  • 掃除道具にこだわる
  • 「片付け・収納術」系のブログやYouTubeを見てモチベーションアップ

それぞれ詳しく説明していきます。

「そうじ力」や「こんまり片付け術」の本をきっかけに、「掃除・片付け」に目覚める

私が「掃除・片付け」に目覚めるきっかけとなったのは、約10年前に「そうじ力」の本と出会ったことです。

簡単に本の内容を説明すると、「掃除をすることで運気が上がる」というものです。当時私は大学ぼっちまっ最中で、精神的にもどん底でした。

そんな時にこの本を大学内の書店で購入し、わらにもすがる思いで大掃除を始めたのです。

特に運気が上がるといった効果は感じませんでしたが、徹底的に掃除をすることで部屋はもちろん心もスッキリすることに気が付きました。

さらに2ちゃんねるの「掃除板」に入り浸り、色んな掃除エピソードを読んでモチベーションを上げていました。

さらにその後、今をときめくこんまりさんをテレビで知りました。物を捨てる基準が「ときめくか・ときめかないか」というのは斬新かつ分かりやすく、目からウロコでした。

▲今は漫画バージョンもあります

そして「不要なものを捨てる」ということを覚えました。未だに物を捨てることには罪悪感はありますが、それでも昔よりは大分抵抗がなくなりました。
このように「そうじ力」や「こんまり片付け術」で、

  • 掃除の楽しさ
  • 不要なものを捨てる

ということを知り、「掃除・片付け」の楽しさに目覚めたのです。

物の定位置を徹底的に決める

そして物の定位置を決めることが苦手な私ですが、あえて徹底的に物の定位置を決めることにしました。

収納場所を決めて、ブラスチックなどの貼れる場所にはラベリングもするようにしています。これは非常にめんどくさい作業ではあるのですが、最初に行うだけで良いですし、決めてしまえばあとは楽です。

▲私が愛用している「ガーリーテプラ」です

ガーリーテプラの外観

ただ、どうしても「どこへしまったら良いのかわからない」という物は出てきます。そういったときの為にボックスを用意して、とりあえずそこに入れておくようにします。

ボックスがいっぱいになったら中身を見直して、不要なものは処分したり、改めて定位置を考えるようにします。

掃除道具にこだわる(手軽に使えるものを選ぶ)

掃除に関しては、面倒なことは続かないということがわかったので「楽に掃除できる道具」を使うようになりました。

例えば、私は掃除機がけの以下のプロセスがとても苦手です。

  • 掃除機がかけやすいように、部屋の物をどかす
  • 掃除機本体を転がしながら、コードが絡まない様に掃除機を掛ける
  • 部屋を移動するときにはコードを差し直す

これらの一連の動作が本当にめんどくさいので、「取り回しが良い」と評判のマキタ コードレスクリーナー(CL182FD)を購入し、愛用しています。

コードレスなので思い立ったらすぐに掃除機をかけられるし、本体も軽いので掃除機がけが楽にできちゃいます。

今では掃除機掛けはほぼ毎日行えるほど、苦ではなくなりました。他には「クイックルワイパー」などの、使い捨て出来る掃除道具を使用するようにしています。

※なお掃除道具については「掃除がめんどくさい!」ズボラー・めんどくさがり屋でも出来る掃除方法で詳しくお話ししているので、良かったら読んでみてください。

最初は「いかに掃除のハードルを下げるか」という目的でしたが、今では便利なお掃除グッズを探すのは、もはや趣味に近くなっています(笑)

ねこかん
ねこかん
ネットや「LDK」という雑誌などで、定期的にお掃除グッズをチェックしています

「片付け・収納」系のブログやYouTubeをみてモチベーションアップ

物の定位置を決めるときに必要となってくるのは、収納グッズです。
「これはどうやって収納したら良いんだろう?」という物は、徹底的にネットや本でリサーチするようになりました。

そして、「片付け・収納」系のブログやYouTubeを見ることにもハマります。収納のアイディアを探すときにはもちろんですが、片付けのやる気がしない時でも、モチベーションアップになっています。

収納グッズにも目覚め、足しげく100均やニトリへ通うようになります。今の趣味は100均巡りです(笑)

まとめ ~「興味のあることに、のめり込みやすい」特性を生かし、掃除・片付けを趣味にしてしまう~

ADHDの「興味のあることに、のめり込みやすい」特性を生かし、掃除・片付けを趣味にしてしまう

以上の4つが、ADHDの私が「掃除・片付け苦手」を克服できた方法です。「掃除や片付けが楽しい」と思えるようになったのが勝因ですね。

ADHDの特性として、「興味のあることにのめり込みやすい」というものがあります。私の場合はそれが「掃除・片付け」に向いたため、苦手意識が軽減できたのだと思います。

なのでADHDの人が掃除・片付け苦手を克服するためには、

  • 掃除・片付けをした後のすっきりした気持ちを体感する
  • 掃除・片付けを楽しめる工夫をする

といったことが、効果的と考えられます。あくまで私のケースではありますが、当てはまる人もきっと多いはず。
「部屋が散らかりすぎてて手を付けられない」「そんな余裕がない」という人は、まずごみ1つ捨てるところから始めてみましょう。

そして捨てるごみを増やしていき、少しずつでも「綺麗になった」という気持ちを味わうことが大事です。

部屋が綺麗になると本当に気分が良いので、ちょっとだけ頑張ってみることをおすすめします。

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