発達障害

発達障害(ADHD・ASD)の私が最も苦手とする、「車の運転」について語ります

発達障害(ADHD・ASD)の私が最も苦手とする、「車の運転」について語ります

こんにちは、ねこかん(@yowakuikiru)です。

私は発達障害(ADHD・ASD)を持っていて、苦手なことは数知れずあります。そんな中でも私が最も苦手とするのが「車の運転」です。

そもそも自分の発達障害を疑うきっかけとなったのも、2年前に自動車学校に通っていた時に感じた、「自分の運転スキルのなさ」です。

「ここまで運転が下手なのって、異常かも知れない…」と自動車学校へ行くたびに落ち込んでいました。

なんとか免許は取得できたものの、結局最後まで運転に対する苦手意識は無くならず…。そして「私は車の運転しちゃダメな人間だ」と悟り、一生運転はしないと決めて今に至ります(苦笑)

そこで今回は

  • 私が車の運転を苦手とする理由

について、私の発達障害(ADHD・ASD)の特性の話を交えつつ、お話ししていきます。

ねこかん
ねこかん
同じく運転が苦手な発達障害の方に、「あるある!」と共感してもらえたら嬉しいです

発達障害(ADHD・ASD)の私が、車の運転を苦手とする理由

発達障害(ADHD・ASD)の私が、車の運転を苦手とする理由
「そもそも私って、車の運転のどういうところが苦手なんだろう?」ということを、以下に挙げてみました。

  • 車両感覚が掴めない
  • スピードを出すことや、事故に合うのが怖い
  • 色んなことに注意を払えない
  • クラクションを鳴らされたり、煽られると凹む

細かいことをあげるとキリがないのですが、ざっとこんなところでしょうか。

ADHDに由来するものもあれば、ASDに由来するものもある感じですね。こうやって見てみると、根っから車の運転に向いていないのがわかりますよね(苦笑)

それぞれどう苦手なのか、具体的に語っていきます。

車両感覚が掴めない

私が車の運転で1番苦手なのは、これかなーって思います。とにかく車両感覚というものが掴めないんです。

運転席って、自転車やバイクと違って右前にありますよね。だから、助手席や後部座席部分の空間を把握していないといけないわけですが、それがイマイチ把握しきれないんです。

車両感覚が掴めない
図で表すと、青い部分が「把握できない部分」です。(車を上から見た図です、念のため)

なので、

  • どのくらい左へ寄るとぶつかってしまうのか
  • そもそも車線の真ん中を走れているのか

こういった感覚が分からないんですよね…。なぜかセンターラインに寄りがちな癖があったりするのも、車両感覚のなさにあると思います。おそらく空間認識能力が低いんでしょうね。

だから駐車も無理ゲーです。免許取得後、父親に教わりながら自家用車で駐車の練習もしましたが、からっきしダメでした。

「あとちょっとでぶつかってしまう」というのが分からないので、両隣に車がある場合は完全に諦めます。

教習所だと「このラインが見えたらハンドルを切る」というように教えられるので何とかできたんですけど、実際は色んな場所に駐車することになるので、その度に目印があるわけではないですからね。

スピードを出すことや、事故に合うのが怖い

そもそもスピードを出すことや、事故に対する恐怖心が異常と言って良いほど強いです。

私は昔から「不安感」が強く、些細なことにも怖がる臆病者です。これはADHDというよりは、ASDの特性ゆえなのかな、と思います。ちなみに自転車すらスピードを出すのが怖かったりします。

なので車の法定速度ですら「怖い…」と思ってしまう程です。教習中はよく「もっとアクセル踏んで!」と言われていました(苦笑)スピードを出さなければいけない高速教習なんて生きた心地がしませんでしたね…。

さらに車を運転していると、「〜したらどうしよう」ということばかり考えてしまいます。例えば、

  • 「万が一、人が飛び出してきたら…」
  • 「ハンドル操作を誤ってしまったら…」
  • 「もしブレーキが効かなくなったら…」

こう言ったことを考えるのは決して悪いことではないのですが、私の場合はこれらを過剰に怖がってしまうんです。

よく高齢者の事故の理由として「ブレーキとアクセルを間違えた」というものがありますよね。「そんな間違いするなんてあり得ない!」と思う方もいると思いますが、私にとっては全く人ごとだとは思えないんですよね。「私も同じことをやってしまうかもしれない」とすら考えます。

そして「ブレーキとアクセルを間違える」というミスが大事故を引き起こし、人の命を奪ってしまう危険性があるなんて、「車ってなんて危険な乗り物なんだ…」と、冷静に考えれば考えるほど怖くなります。

こういった理由から、車を運転すると毎回心が疲弊するので、とてもじゃないけど「車を運転する日常」というのは私には考えられません。

色んなことに注意を払えない

これは完全にADHDの特性ですが、私は色んなことに同時に注意を払うことが苦手です。

苦手というか、もはや「できない」というレベルです。車の運転って、色んなことに注意を払わなければいけないですよね。

  • 歩行者
  • 対向車、後続車
  • 信号、標識
  • 行き先
  • 速度

などなど…。こう言ったことを気にしながらなので、当然視点も前方だけでなく、サイドミラーやバックミラーも駆使して、あらゆる方向に意識を向けなければなりません。

これらに同時に注意を払えるって、すごくないですか?普通に車の運転をしている人って、しれっと高度なことをやってのけてるんですよね。私には絶対無理…。

車の運転って究極のマルチタスクだなとつくづく感じます。私は「前を見て走ること」で精一杯なので、ほんと運転しちゃダメな人間だなって思います(苦笑)

クラクションを鳴らされたり、煽られると凹む

メンタルが弱く、ちょっとしたことでも落ち込みやすい私は、クラクションを鳴らされたり、煽られると凹みます。そして1日引きずります。

ただでさえ運転スキルがないので、「イラっとさせてすみません…」と自責の念にかられてしまいます。

スピードを出すのが怖いというのもそうですが、技術面はもちろんですが、メンタルも完全に運転に向いていないとも言えますね…。

まとめ 〜発達障害と車の運転って、相性最悪かも。自動運転に期待〜

発達障害と車の運転って、相性最悪かも。自動運転に期待
以上、「私が車の運転を苦手とする理由」について、発達障害(ADHD・ASD)の特性の話を交えつつ、お話しさせていただきました。

技術、そしてメンタルともに完全に運転に向いていないことがお分かりいただけたかと思います。共感してくれる方もいれば、「マジか〜」と引いた方もいらっしゃったかもしれません。

発達障害と一言でまとめてしまうのは乱暴かも知れませんが、基本的に「発達障害と車の運転って相性最悪なのでは?」と思います。

本記事ではあくまでも私の例を紹介しましたが、ADHD強めの方だと

  • 無謀な運転をしてしまう(衝動)
  • 運転に集中できない(不注意・多動)

こういった傾向が出る方もいるようですね。どちらにしても、車の運転には向いていない特性ですよね。

私の場合は車がなくても生活できる環境なので、「運転しない」という選択をすることができますが、「運転が苦手だけど、運転せざるを得ない発達障害の人」ってどうしているのか気になります。

私は車の運転は諦めましたが、運転することに憧れがあったし、車を見るのも好きなので「できれば運転したかったな」とか「あの車に乗ってみたかったな」と思いますし、「普通に運転してる人すごすぎ!」ってちょっと劣等感を感じてしまいます。

とはいえ運転って人の命に直結することなので、今後もおとなしく運転は諦めます。人様に迷惑はかけられません…。

近い将来、自動運転の技術が発達すればいいなと期待して待つことにします。

障害者求人を探すなら、「障害者向けの転職エージェント」を活用するのがおすすめ
障害者求人を探すなら、「障害者向けの転職エージェント」を活用するのがおすすめ障害を持つ人の仕事探しの方法としておすすめなのが、「障害者向けの転職エージェント」を活用することです。「求人サイトとはどう違うの?」という疑問を持つ方もいると思います。そこで今回は「転職エージェントってどんなサービス?」「障害を持つ人向けの、おすすめの転職エージェント」これらについて説明してきます。...
【就労移行支援事業所ってどうなの?】LITALICO(リタリコ)ワークスに半年間通った体験をもとにお話しします
就労移行支援事業所ってどんな所?LITALICO(リタリコ)ワークスに半年間通った体験をもとにお話しします私は社会不安障害と発達障害を持っていて、仕事をすることに対して不安がありました。しかし27歳のときに労移行支援LITALICO(リタリコ)ワークスを利用したことで無事に就職し、継続して働くことができました。そこで今回は就労移行支援事業所について、LITALICOワークスでの実体験を交えながらお話ししていきます。...
LITALICO(リタリコ)ワークスへ半年間通って感じた、就労移行支援事業所のメリットとデメリット
LITALICO(リタリコ)ワークスへ半年間通って感じた、就労移行支援事業所のメリットとデメリット【体験談】私は約4年前LITALICOワークスという就労移行支援事業所に半年間通い、就職した経験があります。そこで今回は、LITALICOワークスに通ってみて感じた、就労移行支援事業所のメリット・デメリットをお話ししていきます。「LITALICOワークスや就労移行支援事業所に興味がある」という方は是非参考にしてみてください。...